バニスターは、株式会社JITAコレクションの「有機ココナッツシュガー」のパッケージデザイン開発を行いました。「有機ココナッツシュガー」は、手作業で集めたインドネシアのヤシの花序液から丁寧に製糖しており、体に必要なミネラル(カルシウム・鉄)をたっぷり含んだ天然砂糖です。
理解の促進 ココナッツシュガーはヤシの木に登り手作業で花蜜を集めて煮沸乾燥させてつくる、インドネシアの人々の暮らしにとってかかせない砂糖です。このようにそもそもココナツシュガーとは何であるかを説明することが重要でした。 あわせて、ココナッツシュガーの活用方法も訴求する必要がありました。 健康食品としての認知獲得 ココナッツシュガーは血糖値があがりにくい低GI食品として認知させる狙いもありました。低GI食品は日本でも徐々に増え始めており、健康を気にする方には特に注目されているキーワードです。
バニスターは「有機ココナッツシュガー」のパッケージデザインやレシピ作成を行いました。パッケージデザインは、箱の中のボトルが見えるような形状で、安心感を醸成しています。またロゴマークは、JITA PREMIUMの文字列によって高品質感を訴求しています。イラストのタッチも手作り感を感じるような印象にしています。合わせて、レシピ開発も行いました。マガジンハウス『GINZA』などの雑誌で活躍中の料理家の渡辺康啓氏の協力のもと、簡単にできるチャイ、ジェラートなどのレシピを作成。それらのレシピは、パッケージデザインに記載したり、WEBサイトで展開しています。
現在、著名シェフ・辻口博啓氏などのパティシエの間で人気の有機ココナッツシュガーとして一定の地位を獲得しています。有機ココナッツシュガーは、全国のライフスタイルショップや、北野エースなどのプレミアムスーパーマーケット、三越伊勢丹などの有名百貨店で発売されています。
インドネシア庶民の間ではごくありふれた材料であるココナッツシュガーをまだあまり知られていなかった日本市場へどう売り込み、商品の良さを伝えていくかを
バニスター様にパッケージ・WEB等を含め一から考えていただき、結果、息の長いロングセラー商品とすることができました。
PT. JITA PROGRESS INDONESIA 代表取締役 中島幹 様