私たちバニスターは、人の心理や欲求を様々な角度から深く見つめながら、マーケティングチームとクリエイティブチームが協働し、人とブランドを本質的に結びつけることで、人の暮らしに新しいパラダイムを描いていきます。
一般に、戦略系コンサルや調査会社においては、量的なブランド調査・分析は⾏うものの具体的なデザインによる実現手段を持ちません。
また、プロダクションやエージェンシーにおいては、デザイナー・クリエイターによる主観的な勘や経験値に頼ったデザインが成果物とされがちです。
私たちのアプローチはそのいずれとも異なります。
私たちの考える「ブランドストーリー」は、世に言われるものと少し異なっています。
それはストーリー仕立ての広告キャンペーンのことでもなく、老舗ブランドが自らの歴史を単純に語って聞かせることでもありません。
私たちの考えるブランドストーリーは、人とブランドとの間に結ばれる、終わることのない絆。
ブランドが時代や社会や人々の意識の変化に応じて、常に価値や振る舞いを更新し、新しい関係を結びなおす。その結果として紡がれる、ブランドとそのファンである人との歴史においてのみ存在するクローズドでパーソナルで、唯一無二の物語。それがブランドストーリーです。
インターネットの普及により、生活者の購入意思決定は来店前に7割方決まっているともいわれる時代に、理性だけのフィルターはほとんど通用しません。
多額の予算を投入したマス広告も「私のブランド」という情緒的な結びつきを産んではくれません。
人は、価格や機能や店頭で目立つということだけで、そのブランドを選択するわけではありません。選ばれるブランドであり続けるには、人とブランドの情緒的な結びつきを醸成することが必要であると、バニスターは考えます。